2011年5月27日金曜日

【ファーストレビュー】パンドラの塔 君のもとへ帰るまで

たび*・(ェ)・)ノです。


本当は昨日、簡易レビューを挙げようと思っていたのだけど
パンドラの塔が手応えありすぎてブログ更新できませんでした・・・








プレイ時間4時間半。3つ目の塔攻略中の時点でのレビューを綴りたいと思います。

本作の登場人物は


・王都で収穫祭の巫女を務めていた最中に、突如獣の呪いに侵されたヒロイン『セレス』
・敵国アテナイの兵出身で、二年前戦場から傷ついて倒れていたところをヒロインに保護してもらった主人公『エンデ』(金髪はそのアテナイ民の特徴らしい。)
・謎の鎖『オレイカルコスの鎖』を主人公に授け、二人をサポートする『老婆グライアイ』


の三人と、舞台は休息の場所となる『監視塔』と元軍事施設で打ち捨てられた十三赴塔
(ダンジョン)しか登場せず。人物と世界観と環境がステキなまでに限定的。


ダンジョンを進むと、過去の研究者の極秘実験レポートの切れ端
自分が作った設備の自慢、仕事の愚痴を綴った日記などが手に入ります。
それらから謎を紐解いてネタがバレていく。そこら辺は初期のバイオハザードと似てるかも。


カメラがマップ固定と主人公に合わせて可動の重ねワザで
主人公の必殺のタメ攻撃ではズームアップも有。このカメラワークは個人的にはマリギャラ2に並ぶ素晴らしさ。


戦闘は『オレイカルコスの鎖』(≒古代ギリシャ語で『オリハルコンの鎖』の意)使用します。

流石は伝説の超金属。意思が伝わったかのようにある時は敵を鎖で捕縛。


その後は片手で鎖を引っ張って、力を貯めて引きちぎるか
第二武器と呼ばれる大剣・双剣・大鎌で攻撃か、ハンマー投げのように敵を任意の場所に
ビターンビターンと投げつける。などなど派生が可能。

またある時は、鎖で敵を緊縛(鎖の全てを敵に巻きつける)してる間に攻撃。
またある時は、ゼルダの伝説のフックショットのようにダンジョンの縦の移動や、モノを引っ張ったり、敵と敵を繋げて一網打尽、敵へ突き刺す長距離攻撃などにも使える十徳ぶり。

第二武器の攻撃はAボタン連打で5連撃(大剣の場合)、
溜め攻撃は老婆グライアイによる改造(十段階)で回数が増えます。
溜め攻撃中はセレスの身体に光の輪が出てくるのでタイミング良く押すと連撃に繋がり、
ノックバックし続けるモンスターに、主人公が演武な体術を駆使してる様は見てて気持ちがいい。
どの動作も緊急回避でキャンセル可能。鎖アクションと合わせて華麗に立ち居ふる舞え。


敵へのダメージ(&経験値)は非表示だけど主人公のパラメーターはメニューで確認可能で、
レベルアップ、ドロップアイテムを使った武器と鎖の強化、防具製造、アイテム合成、時間帯によるモンスターの変化なども有。

RPGにおける王道のご褒美はしっかり押さえられてるので御安心を(?)。

                  【総鎖攻撃:194+36】を見た瞬間、僕の何かが燃えました

ちなみに敵の死体の任意の場所に、鎖を巻きつけて引きちぎりを行うとドロップアイテムが。
そして、鎖を巻きつける部位によってアイテムが変化。
倒してから一定時間経ったり、第二武器で攻撃すると死体は消失します。
鎖で引きちぎったほうが高価なアイテムが手に入りやすいので、多数の敵に囲まれてた場合、
そこら辺がリスクとトレードオフになる感じ。





そしてダンジョンの進行は詰まったら、『鎖アクションのポイントを見落としてるんじゃね?』と再考すれば大抵進めますそこで新たなルートを見つけたときの『俺つえええええ!!』はまさにゼルダにおける『フックショットを手に入れたダンジョン』の感覚。


で、ダンジョン攻略中、呪いの進行を抑えるため定期的に監視塔へ帰還し、
セレスに獣の肉を与える必要があります。
めんどくさそうかも知れないけど、帰りは縦に落ちていけば結構カンタン。
帰還する事前にギミック(ハシゴなど)を解除しとけば再訪時に楽に奥まで進めるようになってます。【塔】というタテ構造を上手く使ってる感じ。


主と呼ばれるボス戦闘は、装備アイテムが限定されてる分ヒントが少ない。
要は敵の攻撃に対して回避と防御で対応しながら、鎖&武器アクションを管理。
でも鎖で巻きつけられる当たり判定が多岐に渡るし、ヒントが結構少ないので緊張感が高い。
自分は序盤の二番目のボスで回復薬を使い果たした挙句、体力ゲージあと5ミリといった感じで倒しました。



こういった動作、探索、攻略をリモコン+ヌンチャクのボタンとポインティングで行うわけで。
wiiが発売されて5年目。この作品は『斬撃のレギンレイヴ』に並ぶリモコンモデル到達点なんじゃないかと。

それくらい動作とボタン&ポインティング&振りが有機的というかマッチングしてるし、
+と-だけじゃなくて1と2ボタンまで活用してる。ここまで欲張りな仕様は今迄20本近くwiiソフト買ってきて始めてですよ。※敵の部位破壊、当たり判定探索もポインティングのさじ加減です。

んで、この作品の最大の特徴はヒロインの『セレス』(CV:能登麻美子)
一部ユーザーからは『パンドラ能登う』と言われ始めてるくらいその演技と演出がマーベラス。帰ってくるたびにエンデの体力だけではなくセレスの状態によって会話パターンが派生。そのパターンは豊富で被りがすごく少ない。すごくせつない。

贈り物をあげると好感度が上がって、画面左下の鎖ゲージが上昇。
個人的にドキドキしたのは、監視塔でZボタンを押すとセレスがいる部屋や場所へカメラが向かう演出。

実はオレイカルコスの鎖はグライアイによってセレスの髪の毛が織り込まれ、
常に二人は繋がっているという設定。(一番上の画像はそのシーン。)

で、セレスは時間帯で生活を送っているので帰ってきても居る場所が一定じゃないんですね。
加えて呪いの進行が進むと地下や扉の下に隠れる傾向が。

なので監視塔のリビングでセレスの姿が見えなくてZボタンを押すときは、
「どこに嫁いるのかなー」と探るだけじゃなくて、半分「セレスは大丈夫か?」と押すわけです。
外で洗濯物干していたり、二階で主人公が持ち帰った古文を解読してるならいいんですけど
カメラが地下倉庫に向かっていたら呪いで化物に変わってるという意味。

恐る恐るドアを開けると体液の足あとが点々あり、その先には左右非対称の異形のセレスが。
失う理性の恐怖と戦う様はバイオハザード2の『G』を想起させられます。(ここでもバイオか)
また、ある時はリビングの床に広がった体液で雑巾で一生懸命拭いていて・・・ウッ(´;ω;`)

ガンバリオンェ・・・。

後は、
・グライアイとグライアイの旦那
・セレスが喜ぶ贈り物を上げてたら金が全然足りねー
・強い攻撃を受けると装備やアイテムが壊れて、その修理で更に金が足らねー貧乏乙

とか書きたかったのだけど、
取り敢えず、能登の行ってらっしゃいとお帰りなさいは至高ってのと
山上プロデューサー作品に外れなしは今回も通用してるみたいだね。
ってことで〆。(早くパンドラやりたいのだ)

アンリミはまた明日にでも簡易レビューします!
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追記 デジカメ画像を適当に。




2 件のコメント:

  1. 3人、、、、、、?
    おじいちゃん忘れちゃだめよ~。

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  2. ああ!気付くの遅れました
    記念すべき初コメント有難うございます!

    そうですねあんなかわいらしいお爺ちゃん
    忘れちゃ駄目ですよね。

    。。。ってアノニマス!?

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